小学生の頃
何年生だったかな。。。
北斗の拳とかテレビで見てた頃だから
多分2年生とか3年生?
学校の宿題で
台所の音をできるだけたくさん
ノートに書いてきましょう
というのがあった。
私は、子どものころから
おダイドコが大好きで
おばあちゃんの横やら
おかんの横やらに陣取って
おダイドコによく居たものだから
この宿題が出たときには
よっしゃぁぁぁぁぁぁあ~(≧∇≦)と
歓喜した気がする。
共働きの我が家の夕餉の支度は
たいてい6時すぎから。
7時前には食卓についていたから
おかんはとても早業だったのでしょう。
というか、カレイの干物や菜っ葉のおひたしや
あんまり手のかからない品々が我が家の食卓の常連だった。
でも、ノートと鉛筆を握り締め
おかんの帰りをおダイドコでまつ
尋常じゃない娘の様子におかんは
いつも平日にはしないようなバラエティに富んだ料理をつくってくれた。
その横で私はひたすらノートに
ぐつぐつ
さくさく
じゅーじゅー
とんとんとん
ぱちぱち
今でも鮮烈に残っているおダイドコの記憶
ハレの日の厨房で聞こえるいろいろな音たちを
心地いいいと思うのは
きっとこんなあったかな思い出があるからなんだろうね。
毎日、大好きな音に囲まれて仕事ができる
なんて幸せなんだろう。
こんなあたたかな幸せを
お皿を通して皆さんにお届けできたらいいなあと
思います。
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