自己紹介

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島根の食文化を次世代に伝えるため、お母さん向け食育講座「台所研究室」や「島根県食材研究会」などを主催。 邑南町にある古民家「むすび舎」を拠点に「Atelier Kitchenハレの日」としてフードスタイリングや飲食店の創業支援、島根の食材を活用した商品開発、』セミナーなどなど「食」をコミュニケーションツールとして島根を全世界に発信中。 一方で、島根県の中央にある三瓶山の麓で仲間と一緒に畑を耕しながら「100年先の三瓶山に子どもたちの笑い声を」をコンセプトにした株式会社neccoを立ち上げ、大田市の施設「西の原レストハウス」を指定管理者として運営しつつレストハウス内で「子どもに食べさせたいもの」を提供する「さんべ食堂」を経営しています。

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2011年2月25日金曜日

三瓶女子会~顧問宅にて~

先日、栄養ドリンクの乾杯で活動を本格始動した
三瓶女子会、本日は雪解けの三瓶町は池田
きのこ村ともほど近い「ペンション松尾」へ。


松尾さん、三瓶じぃじぃズの一員で
小さい野菜作りのプロフェッショナル。
産直市で見るラディッシュはかなりの大粒ですが
松尾さんのつくるラディッシュは、小粒で色がとても鮮やか。
なんとなく、かわいいとか、いい!と思うセンスが
女子寄りなようで、松尾さんがハレの日に届けてくれる
野菜はいつも、私とスタッフを虜にします。

ペンションへ長靴を履いてテロテロと向かう三瓶女子。
長靴のなる音にテンションは上がりまくりです。

ペンションの裏側へ到着すると、畑にはすでに
松尾さんが。
松尾さん、昭和3年生まれ。
東京に長く住んでいらしたようでとても洗練された
日本語をたくみに操られます。

畑にはまだまだ雪が残っていて、
本日の収穫作業は難しいかと思いきや
松尾さんの的確な誘導の下
三瓶女子4人は下仁田ネギ・ちび大根・ちびニンジン(オランダ)
かぶに大根(* ̄∇ ̄*)たくさんの恵みを収穫させていただきました。

その後はお茶を飲みながら、春撒きの作物を何にするかの
相談。
松尾さんの情報量&体験量は並大抵のものではありません!
三瓶女子はあいた口がふさがることなく、約2時間も松尾さんを質問攻めに。
突然、松尾さんは
す~っと立ち上がり、なにやらごそごそ。
手には3冊の綴りが。

な、なんと松尾さん俳句もやられるそうで。
しかも俳句集第1巻のタイトルは「太胡瓜」
第2巻は「白爵」(かぼちゃ)
そして第3巻は「きのこ」(* ̄∇ ̄*)
かわいすぎます~♪

興味深々で中を見せていただくと。
抱腹絶倒。
過去10年で一番笑いました。。。
言葉の使い方のセンスといい、臨場感といい
野菜や自然に対する感性といい、
女子くすぐりどころ満載です。















「この汗は アドレナリンか 冷や汗か」 松尾繁作
句集「太胡瓜」より



三瓶女子会で、ぜったいこの俳句集を
世に出そうと誓いあいました。
ちいちゃい絵本みたいにして
ちっちゃい野菜と一緒に売ろうかな・:*:・( ̄∀ ̄ )。・:*:


嫌なカオひとつせず、紳士にダンディーに答えてくださった松尾さんを
三瓶女子会の顧問&師匠と呼ぶことにします。

そのあと、みんなで三瓶女子会がお借りすることになった
畑を見に行きました。















千蓼庵の岩谷さんのそばを栽培しておられるすぐ隣、
三瓶女子会エース廣本さん家の畑(そして会員きぃチャンが
借りてるところ)です。
三瓶がとっても美しく見える、大好きな風景の中で
ちっちゃい農園をスタートさせることができるなんて!
きっとこれもご縁なのでしょうね。

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